2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧
マイケル・ブラフォイ(Michael Burawoy)が「公共社会学(publicsociology,1999~2004年)」を提唱したまさにその時代… インターネット上で最初の成功を収めたFacebook上では「21世紀のメディア公衆論」とでも呼ぶべき新たな議論が始まります。要するにSNSの世界…
まずはル・ボンの群集心理学を批判する形でタルドのメディア公衆学が成立。
1920年代から始まるトーキー映画登場に対応してイエズス会会士がカキテズモの一種として起草した「ヘイズ・コード(Hays Code,The Motion Picture Production Code of 1930,起草1929年,履行1934年)」においてタルドの模倣犯在学やメディア公衆論が援用される…
1980年代以降、日本の女性少女漫画達は「(伝統的に男達が自分の側の都合で勝手に恣意的に行ってきた)貞女と毒婦の峻別の無効化」に着手しました。 The science fiction author Richard A. Lupoff defined good girl art as: SF作家のリチャード・A・ルーポフ…
「角川映画」の角川春樹、「(ダースベーダーとルークの関係が対応する)スターウォーズ」のジョージ・ルーカス監督、「(コナンと魔術師タルサドームの関係が対応する)コナン・ザ・グレート」の脚本家オリバー・ストーン、父親や家父長制といった概念に相当の…
「角川映画」の角川春樹、「(ダースベーダーとルークの関係が対応する)スターウォーズ」のジョージ・ルーカス監督、「(コナンと魔術師タルサドームの関係が対応する)コナン・ザ・グレート」の脚本家オリバー・ストーン、父親や家父長制といった概念に相当の…
日本には「家父長制へのパロディとしての家母長制」を顕現させて人気を博した古谷三敏「ダメおやじ(1970年〜1982年)」の脱構造化が進み、ついにはさだまさし「亭主関白(1979年)」が登場する流れがありました。
栄光の「1950年代アメリカ社会学」成立過程とそれから。
ここで角川映画(1976年~1993年)配給を手掛けた「天才プロデューサー」角川春樹の功罪について言及しないといけません。
これは以下の投稿の続きです。 まず表面化したのはJ・D・サリンジャー「ライ麦畑でつかまえて(The Catcher in the Rye、1951年)」やジョン・アップダイク「A&P(1963年)」といった「東海岸の閉鎖性を告発する文学」でした。 465夜『ライ麦畑でつかまえて』J.…
この投稿は以下の投稿の続きです。 かかる「科学万能主義と家父長制の連合」に窒息しかけた若者が「(西洋のそれとは全く原理が異なる)東洋の謎めいた思想」に興味を持ったのも無理ない話でした。いうほど西洋思想と無縁でもなく、また彼らもそれほど真剣にそ…
そもそもアメリカは「移民の国」です。 ジョン・スタインベック「アメリカとアメリカ人(America and Americans,1966年)」 「アイルランド系が嫌われ者の役を引き受けてくれるまでドイツ系が自衛の為に寄り添っていた時代を忘れるな。そのアイルランド系もポ…
これ、引用元のサイトが消えちゃったので、備忘録がてら。
ロシア革命(1910年)の成功に乗じて彗星の如く現れ、かつ最終的にはほぼ痕跡一つ残す事なく消えていったのが「科学的マルクス主義」と呼ばれるムーブメントだったとも。
まず注目すべきは「教皇庁が自らを正当化する根拠としての教学研究の為に設立した」ボローニャ大学における研究主題の変遷。