とりあえず大規模リニューアルの準備としてメモがてら。
今回の投稿の発端は以下のTweet。
最近フェミニストって言葉が「状況は関係なく男が有罪で女は無罪とする」「筋の通らない優遇を求める」「根拠なく感情的な要求を叫び続ける」みたいな人を指して使われてる気がします。
— 七森 (@0DbXvQkBh31JGPd) 2022年10月26日
そう言う人が散見されるのは確かですけど原義から離れすぎてません?
オタクって「何かのサブカルチャーに傾倒してる人」だけど「美少女アニメとか好きそうな気持ち悪い男性」みたいなスラングで使われることもあると思うのですが後者の使い方を嫌いそうな方がフェミという用語に対しては侮辱的なスラングを用いるのは同レベルに落ちてない?と思ってしまいます。
— 七森 (@0DbXvQkBh31JGPd) 2022年10月26日
と言った話をすると「そうじゃないフェミはいない」みたいな反論する方ちらほら見かけますけどそうじゃないフェミニストの方を見なかったことにしてるかフェミニストと気付いてないだけじゃないかなー……
— 七森 (@0DbXvQkBh31JGPd) 2022年10月26日
女叩き好きな人にあえて近づこうとか思わないでしょうし。
『フェミニズムのいうのは、原理的に一人一派というようなものではない』って事ですか?
— ステッキ@ささげ_内装マンTFC (@Bo_San_2D) 2022年10月26日
女叩きとか言ってる時点でお察しなんだけど、根本的にフェミニズムという思想の名の元に名誉男性だ云々好き勝手やってるから「フェミニズム」や「フェミニスト」が批判されてるし、「フェミニストってそういう考え方をする連中の集まりなんだな」って思われるってだけの話なんだよなぁ。
— ゴッドてばマシーン・Oイナリー (@Chicken_Impulse) 2022年10月26日
どんなジャンルであれヘイトを撒き散らすTwitter芸人と一緒にされても先人も可哀想だなあと思う反面、自称文学のつまんないのばかり書く人が転生チーハー書いてるなろう作家に喧嘩売るのとどう違うのか、後者と違ってめちゃくちゃバズってるからTwitter芸人としては正解なのか……関わるなという結論に
— 鴉野 兄貴 (@KarasunoAniki) 2022年10月27日
ここに乱入。
というか、もっと簡単な問題。実体としてにフェミニズムには考え方の変遷からレプリカントの「ネクサス7」みたいに世代番号がある。これが意識出来てない時点で、その人はフェミニストを名乗る資格がない。 https://t.co/1nfvpvUs2y
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月27日
ちなみに私はこの分類上「(90年代初頭に勃興した)第三世代」に属してるけど、1970年代のウーマンリブ運動や1980年代を席巻したバーバラ・ウォーカー系ウルトラ・フェミニズムの実績を単純に第二世代に帰すのに疑問を持っていて「2.5世代仮説」とか提唱したりしています。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月27日
最近はどうなんだろう、そろそろ「フェミニズム第5波」なんて出てきてそうな気がしないでもない https://t.co/OGmylai0se
— IYIam ushy⌀ren (@Ebisu_Saburou) 2022年10月27日
一般には、2010年代国際的にネット上で新左翼運動や無政府主義運動に連動して暴れてた連中が「第四世代」と呼ばれてます。もし「第五世代」が現れるとしたら、彼らの暴走を許した事を反省する第三世代が自らを再編する形で名乗り出しそうな気がしますね。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月27日
コンドルセやジョン・スチュアート・ミルの古典的(数学的)自由主義が第1世代。それに先駆けてマルクス「ドイツ・イデオロギー」の中で既に「家父長制打破」が提唱されてる点に注目するならマルクス系フェミニズムは「0世代」とも主張可能。それに党争性を加えたのが「第二世代」なので…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月27日
英国サフラジェット運動、70年代ウーマンリブ運動、バーバラ・ウォーカーやドウォーキンやマッキノンのラディカル・フェミニズム運動などが含まれます。そして、こうした「運動性重視」の展開への反動から第一世代の「女性自身が女性としての最善を考える」個人主義に回帰したのが第三世代…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月27日
むしろ真逆に無政府主義運動や新左翼運動に傾斜したのが第四世代となります。第三世代と第四世代は「家父長制vs家母長制」みたいな対立構造も放棄してオールで考える様になった点が旧世代との画期。こうして「前世代の批判的継承」の繰り返しで展開してきたので「世代意識なくしてフェミニズムなし」。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月27日
そして…
うん。
— のぶ (@XzgKfi6jNZgGnEX) 2022年10月28日
会話したく無い
説明したく無い
流れを体現してるね。
会話したく無い
説明したく無いを
肯定するわけではないですが…
ちなみに私はこういう立場の人間だったりすます。似非フェミニストの方にこういう話をすると「語るに落ちたな‼︎貴様らの様な嘘吐きこそが真のナチスの差別主義者だ‼︎」と恫喝され返すのが常。 https://t.co/M0gb6eBp9O
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月28日
この辺り細部はともかく少しでもフェミニズムを体系的に学んだ事がある人ならコンセンサス。しかし似非フェミニストの方がは「本当の映画を撮れるのは、生まれてから一度も映画を見た事がない、どんな偏見にも冒されてない無垢な人間だけなんだ。そんな事も知らないの?」https://t.co/kQH9vgRqbW
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月28日
私自身は「第一世代」がコンドルセやジョン・スチュアート・ミルの様な数学者が提唱した「統計学における平均と分散」概念なので、以降の展開も「単位行列(偶数系)と回転行列(奇数系)の交代」で説明可能と考えてる口なのですが、数学的相応のない似非フェミニストからは…https://t.co/5WEqCaH44C
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月28日
「はい論破‼︎数学の素養が不可欠だなんて対話の拒絶もいいとろだろ?お前はただ出鱈目を喋ってるだけなんだよ」とレッテルを貼られてブロックされるばかりなんですね。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月28日
そんな感じで以下続報…