「シンウルトラマン」の話のつもりが「SPYxFAMILY」や「パリピ孔明」の話に…
個人的に私の性癖はプログレとかハードロック方面でクラブシーンの方は全然詳しくありません。ただ一応は2010年代Tumbrに潜ってたのでYoutubeのリコメンド機能に従う形でそれなりには、という程度。
ただし最近伸びてるIndean Fork Metalみたいなクロスオーバー領域までカバー出来てる訳じゃありません。2010年代後半にTumbrを表現規制で焼かれて以降「民草」との接点を失った感じが続いています。
今回の投稿の発端は以下。
シン・ウルトラマンにセクハラシーンがあったかどうかはわからないけど、そこに注目している人は常日頃からセクハラシーンがないかどうかで作品を見てそうな気はする。
— ∀ぽつねん (@kamesanyade) 2022年5月16日
気合いいれてけ。( ´・∀・`)
— 百面のゴリニン (@kantanchokotan) 2022年5月16日
ここに乱入
だが「シェイプ・オブ・ウォーター」でギレルモ・デル・トロ」監督が「半魚人をセクシーに描きたくて妻とと娘に相談した。二人からポイントは目と尻と言われ、仲代達也の目と三船敏郎の尻を与えた」と明かした事実を知ってる私の目には…https://t.co/DQebgjnXxq
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年5月16日
メジャーなmemeでいうとこの辺り。
あの目と尻を備えたウルトラマンこそが「シンウルトラマン」における最大のエロとしか思えなかった。そういえば庵野秀明、エヴァンゲリオンのフォルムもそうだし、「シン」のウルトラマンやメフィラス星人どころか背面が隠されたザラブ星人ですら「あの目」「あの尻」である…https://t.co/jmBozm2UV7
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年5月16日
ちなみに「長澤まさみのセクハラ」場面、私は実は「メジャーリーグ2」のタカ・タナカ(演石橋貴明)の「タマはついてんのか⁉︎」の性別逆転版じゃないかと疑ってます。しかもこちらちゃんと世界に通用してる。必ずしも「日本の後進性」と世界から批判されるとは限りません。https://t.co/p8o819wOSZ
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年5月16日
まぁどっちも「下品」っちゃあ「下品」なのですが…石橋貴明の手はチャーリー・シーンの股間に届かなかったけど、長澤まさみの手は斉藤工の尻に届いたんだなぁと、余計な事を考えたりしちゃったりして…https://t.co/ESNU5DffEP
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年5月16日
吉田秋生は漫画「カリフォルニア物語(1978年~1981年)」に既存物語文法を破って(服が破ける拷問場面でも服を脱ぐセックスシーンでもないのに)「男の裸の尻」を登場させた時「(子供を産む為、相応の骨盤幅を必要とする)女の尻と異なり、男の尻は純粋な機能美を体現している…」 pic.twitter.com/ZIJIASLM0W
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年5月16日
「…だから男の裸の尻をいつどんな場面に登場して審美したって構わないのだ。私はそれが言いたかった」と豪語している。成田亨がデザインしたウルトラマンや「シェイプ・オブ・ウォーターにおける半魚人のスーツアクター」が体現するのもまさにこの「男の尻の機能美」。https://t.co/26WIvt1kvl
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年5月16日
それに比べれば石橋貴明の「タマついてんのかぁ!?」も長澤まさみの「尻を叩いて気合い」も泥臭い。しかしこの「泥臭い部分」にこそウルトラマンが人類と融合してまで知りたかった「神永新二が子供を守る為に何の躊躇もなく自分の命が捨てられた」秘密が関わってくるのでは?https://t.co/vSP3W0QyzT
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年5月16日
逆をいえば「シンウルトラマン」における「外星人」はそれが欠如した(人類の目からはある種のサイコパスとして映る)存在として描かれているとも。「(到着した星を全て内紛の誘発によって滅ぼしてきた)ザラブ星人」しかり。「(自分を上位存在として認める種族しか庇護しない)メフィラス星人」しかり。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年5月16日
「光の国から正義の為にやってきたゾーフィ」しかり。ならば人類とは真逆に、あらゆる性愛概念を超越した汎性愛(Pansexual)から出発した彼らが揃って見逃してしまう「人類だけが備えた可能性」とは一体何なのか?https://t.co/P1pch09koa
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年5月16日
「シンウルトラマン」はある意味、全構造がそういう課題に迫った「究極のラブストーリー」だったかもしれないという話ですね…「そんなに地球人が好きになったのか、ウルトラマン」これが元のテレビシリーズ最終回にもあった台詞というのが震えます。https://t.co/PRmkoZZuaD
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年5月16日
私がドゥニ・ヴィルヌーヴ監督映画「メッセージ(2016年)」の原作改変で一番嫌いなのが、(原作では不明のまま終わる)宇宙人来訪の目的が「遠い未来人類に助けてもらう為(あえて仲間を殺させ)今のうちに負い目を負わせる(人類はそういうのに弱いから)」と示される点。https://t.co/iPTxfSLsHT
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年5月16日
「シンウルトラマン」は「シンゴジラ」に続いて既存材料の再吟味から「人類とは何者か?」について全く別の結論を引き出した訳ですが、実はこれ一見別物にしか見えない「SPYxFAMILY」や「パリピ孔明」の様な同時代作品にも共通して見られるアプローチだったりして。https://t.co/E5aosl5Kit
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年5月16日
「SPYxFAMILY」
やはり北欧系は入ってる?
ただしこっちじゃない。
そう「SPYxFAMILY」での「冷戦時代の過酷な諜報戦」を背景とする「息子=夫=父vs娘=妻=母の家族概念」の組み直し。「パリピ孔明」における「三国時代の殺伐とした殺し合い」と「クラブシーン」の共通項探し。こういう「(それ以前にはなかった)組み合わせが引き起こす再構成の強制」こそが2020年代?
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年5月16日
それにつけても「巨乳」「尻叩き」が暴走Jフェミに叩かれる一方でアニメ版「ジョゼと虎と魚たち」や「パリピ孔明」における「小娘達の剥き出しの太腿」が放置されてどんどん増殖していく現象について何か名前を与えたいものです。露出の避け方が上手いせい?https://t.co/O5fqcBPM1W
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年5月16日
そんな感じで以下続報…