詩人ホメロスの出身地。
ヒオス島(希: Χίος / Khíos)
エーゲ海東部に位置するギリシャ領の島。中心都市はヒオス。キオス島とも表記される。トルコ語ではサクズ島(Sakız Adası)と呼ばれる。
その歴史
古くより交易の島として栄えた。
「イーリアス」「オデュセイア」といった叙事詩の作家に比定されている詩人ホメロス(紀元前8世紀)の出身地。トゥキディデスの『戦史』の3.104.5節には、ホメロスが自身の出身地を述べた言葉として「岩がちなヒオス島出身の盲目の老人」というセリフが出てくる。
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