「諸概念の迷宮(Things got frantic)」用語集

本編で頻繁に使うロジックと関連用語のまとめ。

【用語集】「子殺し週間(The Infanticide weeks,2012年)」と「KPOPの死」

2010年代前半tumbr全盛期には「親殺しの夜(Night of the Parent Killers,2011年)」に匹敵する当時の重大事件…

いわゆる「子殺し週間(The Infanticide weeks,2012年)」もありました。

ここに乱入

発端となったのはこの人。

  • 彼こそがPSYがYoutubeに上げた「江南スタイル」の動画が話題になるとすかさず食いついて契約を結び、フットボール会場での催事やTV局で大幅露出させて大人への周知を広げた張本人。
  • ただし、そういう形でそれまで世界中の若者達を魅了してきた「いかがわしいKPOP」を一層する結果を生むとは考えていなかったと思われる。

PSYが作曲家ユ・ゴニョンと共作したアルバム『PSY6甲(2012年7月)』のタイトル曲『江南スタイル』は、欧米諸国を中心に世界的大ヒットを記録し、PSYは一躍、韓国を代表するスターとなった。同曲のPVは、YouTubeで最も閲覧された動画のひとつであり、2021年3月の時点で、再生回数は40億回を突破。アメリカのビルボードチャートHot 100では最高2位を獲得し、イギリス 、オーストラリア 、オーストリア 、オランダ 、カナダ、ベルギー 、ドイツ 、デンマークフィンランドホンジュラスポルトガルニュージーランドノルウェールクセンブルクの計14ヶ国では、公式チャートで最高1位を獲得。

2012年には大韓民国大衆文化芸術賞で最高褒賞である文化勲章を受章。本人はこれについて「あれはもう事故のようなものなので、そうそう起こることではありません。あんな事故がしょっちゅう起こっていたら人類は滅びてしまいます」と語っている。

一方日本では『江南スタイル』の世界的ヒットが各マスコミでも取り上げられたが、セールス的に振わなかった。

詳細は不明ですが、それまで世界を世界を席巻してきた「いかがわしいKPOP」が、あっという間に壊滅を余儀なくされたのは、かかる衰退の隙を突かれたせいとも。

  • 時期的にはアチョン法で韓国内のアニメ漫画GAMEが壊滅的打撃を受けていく時期と重なるが「いかがわしいKPOP」は国内では「18禁=ポルノの同類」のレッテルを貼られ国内流通を制限され、もっぱら輸出専用商品として外貨稼ぎの手段と目される事によって黙認される状態が続いていた。考え方としては「軍人大統領時代のキーセン観光産業」に近い物があったのである。
    「外貨を稼げ!」~幻のキーセン庁を復活せよ!~
  • そこへきて「(大人の鑑賞にも堪える)江南スタイル」が国際的にヒットした事から、どこかの筋が「韓国文化はもう、いかがわしいKPOPに頼る段階を通過した」と判断して事実上の「殲滅」を命じたという話もある。しかしPsyは一発屋で終わってしまったので、韓国芸能界はただそれまでの膨大な海外市場を一方的に失う結末を迎えたのである。
  • 一方、こうして掘り起こされたKPOPファンはアメリカで韓国系アメリカ人が提供する作品に鞍替え。後に韓国大手事務所はこれの韓国への再輸入を試みるが、上手く行かなかった。

そんな感じで以下続報…