一般に女性夢想者は「(男性キャラと女性キャラの関係性を追求する)夢女子」と「(男性キャラ同士の関係性を追求する)腐女子/貴腐人」の二つの側面を備えます(とりあえず排他的に存在するとは限らないとする)。
ここに1980年代以前から引き摺る「ダメンズ・ウォーカー/メーカー問題」が絡んでくるからややこしいのです。
国際SNS上の関心空間に滞留する女子アカウントは「女は脳構造の特性上、生まれついての外交官だから、難易度の高い目標と出会うと燃える」なんて言い訳してました。要するに「王様と私（The King and I、原作1944年、映画化1948年/1956年、ミュージカル化1951年、アニメ化1999年)」におけるシャム王と女家庭教師の関係？
さらに話をややこしくするのが、対象男性キャラクターが「迂闊に近づくと殺される」超気圏人物の場合、しばしば腐女子/貴腐人だけが残り、しかもその人物と絶対的な形で敵対する傾向が見られる事についてどう考えるか。例えば以下のカップリング辺りが歴史的には著名でした。
- 成田良悟のライトノベル「デュラララ!!(2004年~2014年,アニメ化2010年,2015年~2016年)」における折原臨也と平和島静雄の関係
- TVアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス第1期(2012年~1013年)」における槙島聖護と狡噛慎也
「でした」 と過去形で表現したのは、しばらく後継カップルが現れてないから。さて、この先どうなる？
