「諸概念の迷宮(Things got frantic)」用語集

本編で頻繁に使うロジックと関連用語のまとめ。

【用語集】「キャサリン・マッキノンのフェミニズム」の基本パラダイム。

キャサリン・マッキノン(Catharine MacKinnon,1946年10月7日~)」は日本に1980年代以降導入された「セクシャル・ハラスメント」概念の提唱者。

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その直前の1980年代前半には「ピーターパン・シンドローム」や「ウェンディー・ジレンマ」の話題が流行していました。

こういう考え方で当時の世相に影響を与えた様です。

そして…

なるほど…

  • 欲望は作られるものだ」はドイツ社会学の大源流となったマルクス=フロイト主義の概念「我々が自由意思や個性と信じ込んでいるものの多くが社会の同調圧力、無意識からの欲求、超自我からの命令に基づく」に対応する。

  • フェミニズムは、貞淑で従順、被支配的な「女らしさ」を女性の「本質・本能」と見る考え方に対して「それは男社会が作り出した幻想だ」と批判する」は、マルクス主義フェミニズム、すなわちエンゲルス家族・私有財産・国家の起源(Der Ursprung der Familie, des Privateigenthums und des Staats,1884年)」由来。ただしマルクス主義自体が「空想主義社会学シャルル・フーシェ多次元座標管理概念を取り込んだ結果、フランス革命を主導した「第三階級こそが国家の主権者である」流の原始的な線形階級論自体も「歴史の掃き溜め」送りに。

  • それでもなお盲目的に「女性の勝利」のみを単純標榜し続けるフェミニズムは、「欲望の大半を高級ブランドの購入欲、行動の大半を援助交際が占める村上龍「トパーズ」的女子高生」や「イスラム原理主義の勝利だけが人類を救うと考えるテロリスト」同様「二次元行列式=0すなわち次元が潰れた状態」にあえて身を置く過激派(Radicalist)に堕したとしか表現しようがない。

それではここでいう「本質主義」とは何か?

  • 若者や奴隷などの被支配階層に見受けられる太腿などを誇示する姿勢…どうやら動物にとって「笑う=牙を剥き出しにする」行動が攻撃本能と結びついている事と重なるらしい。要するに挑発行為という側面がある。

  • 抑圧された衝動の暴発…日本から海外に流出した「二口女」の意匠が何かを捉えた。「強引な我慢は禁物」の含み。

こういう話に以下につながっていく訳です。

そして…

そんな感じで以下続報…