「諸概念の迷宮(Things got frantic)」用語集

本編で頻繁に使うロジックと関連用語のまとめ。

2022-04-11から1日間の記事一覧

【用語集】「国粋日本画」から「白樺派」へ。

欧州においてポルノグラフィ派がそれから逸脱する事で「表現の自由」を勝ち取った「(聖書や神話にかこつけたエロしか許さない)欧州の文化的仮面」。その毒を「白樺派」に先行する形で「日本画壇」が大日本帝国に輸入。

【用語集】「キャサリン・マッキノンのフェミニズム」の基本パラダイム。

「キャサリン・マッキノン(Catharine MacKinnon,1946年10月7日~)」は日本に1980年代以降導入された「セクシャル・ハラスメント」概念の提唱者。 その直前の1980年代前半には「ピーターパン・シンドローム」や「ウェンディー・ジレンマ」の話題が流行していま…

【用語集】「古典的自由主義流フェミニズム」の基本パラダイム。

ジョン・スチュアート・ミルは1865年にイギリスの有権者に対して女性参政権を政策のひとつとして打ち出し「女性の解放(The Subjection of Women=原題「女性の服従」、1869年)」ような女性の権利を訴える著作を発表。多数の男女がこの大義に賛同した。

【用語集】「マルクス主義流フェミニズム」の基本パラダイム

カール・マルクス「ドイツ・イデオロギー(1846年)」の再読中、マルクス主義フェミニズムの根幹となったであろう記述を見つけました。この著作の特徴は「私的所有と分業こそが利益再分配の不平等の大源流」と定義付けている事で、その一環として既に「夫によ…

【用語集】「バーバラ・ウォーカー流フェミニズム」の基本パラダイム。

ラッサールの歴史段階発展説では財産私有の歴史の第一段階は「政教一致の原資共産主義体制」とされ「教皇の領主化」などを経て政教分離が起こって第二段階「封建時代=領主が領土と領民を全人格的に代表する農本主義的権威体制」への推移が進みます。 その重…