コンピューターに数理(Mathematical things)を扱わせようとしてまず困るのが代数的処理(Algebraic processing)。なにせデフォルトでは2/3みたいな分数的処理すら扱ってくれないのですから。
そんな時は黙ってYacas (Yet Another Computer Algebra System) ですよ、奥さん!!
Yacas (Yet Another Computer Algebra System) は、コンソールで動作する小さくて柔軟性に富むコンピュータ代数言語 (インタープリタ) です。 シンボリックな計算が可能で、分数の計算、多項式の計算、微分や積分、 テーラー展開などが簡単にできます。 もちろん、普通の算術計算も任意の桁数で計算できます。
私は主に統計言語RのライブラリRyacas経由でお世話になってます。
ちなみに私が構築しつつある数理コンピューティング(Mathematical Computing)概念は、全体としては吉田武「オイラーの贈物(1993年)」の基礎理論(Basic Theory)を出発点とした内容になっています。どう頑張っても高校数学に毛が生えたレベルで数学(Mathematics)の域には到達出来ないのかもしれませんが…
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旧投稿の内容リライト(再投稿時点ではほぼ単なるコピペのものも。随時加筆予定)
旧投稿の流用(タイトルのみの変更)
実はGMP(GNU Multi-Precision Library)を使った投稿も。
多倍長整数など任意の精度の算術ライブラリで、フリーソフトウェアである。符号付き整数、有理数、浮動小数点数を扱う。事実上、動作中のハードウェアが持つメモリ容量以外には精度は制限されない(オペランドの大きさは32ビットマシンでは 231 ビット、64ビットマシンでは 237 ビット)。様々な関数があり、それらが一貫したインタフェースで提供されている。基本インタフェースはC言語だが、他の言語用ラッパーを使えば、C++、OCaml、Perl、Pythonなどでも使える。また、Ruby 2.1でのように、言語コアに組み込まれている例もある。
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