「諸概念の迷宮(Things got frantic)」用語集

本編で頻繁に使うロジックと関連用語のまとめ。

【解析学情報倉庫】指数関数と対数関数に関する基本メモ。

概説はこちら。

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  • Y=e^Xiの極限={-∞~0,0~1},{0,1},{0~1,1~∞}
  • X=log(Xi)の極限={0~1,-∞~0},{1,0},{1~∞,0~1}
  • Y=e^-Xiの極限={-1~0,∞~1},{0,1},{0~∞,1~0}
  • X=log(-Xi)の極限={0~1,∞~0},{1,0},{1~∞,0~-1}
  • Y=-e^Xiの極限={-∞~0,0~-1},{0,-1},{0~1,-1~-∞}
  • X=-log(Xi)の極限={-∞~-1~1,1~0},{-1,0},{-1~0,0~-∞}
  • Y=-e^-Xiの極限={-1~0,-∞~-1},{0,-1},{0~∞,-1~0}
  • X=-log(-Xi)の極限={-∞~-1,-1~0},{-1,0},{-1~0,0~∞}
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【欧州中心史観以前の世界】火砲の集中運用手段としての常備軍の発達

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火砲や冒険商船の発達が「(十分な火力と機動量を有する常備軍を中央集権的官僚制が徴税によって養う主権国家Civitas Sui Iuris体制」を準備したのは歴史的事実。

主権国家体制(Civitas Sui Iuris) - Wikipedia

16世紀から18世紀にかけての欧州において形成された国家のあり方と世界秩序。中世における普遍的世界の崩壊の産物。各国の個別性および領域支配を前提とし、それぞれがローマ教皇神聖ローマ皇帝ではなく、君主ないし共和国の主権が最高で絶対な存在とされた。

英仏間で戦われた百年戦争およびドイツを舞台に繰り広げられた三十年戦争を通じて形成され、両戦争によって近代国家のかたちが整えられていった。これが1、2箇所で出現するのではなく、諸国家のシステムとしてヨーロッパ全域で成立した点が重要である。

18世紀 - 19世紀を通じて世界的に拡大し、現代も基本的には踏襲されている世界政治システムである。

しかしながら「常備軍に立脚した国家」は、少なくともその登場当初においては何も欧州の専売特許という訳でもなかったのでした。

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【欧州中心史観以前の世界】火器と冒険商船の進化が準備した「主権国家時代」の到来

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イスラム世界を代表する14世紀の歴史家イブン・ハルドゥーンIbn Khaldūn、1332年〜1406年)が「歴史序説al‐Muqaddima)」や「イバルの書Kitāb al‐‘ibar)」の中で、それまでの世界史を「歴史を動かす原動力=連帯意識の強い周辺集団ユーラシア大陸の大半の地域では主に遊牧民族による連帯意識の弱い中央集団の征服の繰り返し」とする王朝史に要約した時期には、既に「(十分な火力と機動量を有する常備軍を中央集権的官僚制が徴税によって養う主権国家Civitas Sui Iuris体制」への移行が始まっていたのです。

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【数理Computingの基礎】(人類の限界を乗り越えんとする)N進法/p進数の世界?

私の時空間にまつわる源イメージはあくまでこれです。

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  • 数直線なるもの、その目盛りの反復単位に応じた螺旋構造としてイメージ可能。
    *要するに半径R=1の基本円の円弧2πの空間移動で度数を表示するラジアン法を全ての単位の基底に置く。するとラジアン毎秒(Radian/s)の単位が桁上がりに対応する事になる。
  • 無論、実際に目盛りをどう振るかは全て観察者の主観に任されている。
    *観察対象は様々な形態における「反復可能単位(周期)」を供給するに過ぎない。
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