以下の投稿について「全盛期Tumbr(2010年代前半)において、ここでいうアドレナリン理論とくすぐり理論が当時支配的だった二大巨頭といえるか?」という質問を受けました。
とりあえず、覚えてる範囲で基本的認識の再確認を遂行していきましょう。
最盛期のTumbrの動員人数は軽く1000万リブログ規模を超えていたものの総動員が掛かるのは「テッド・クルーズの政府閉鎖反対運動」とか「舞台版ハリーポッターの黒人配役肯定」みたいな大事件の時のみ。
①SuperWhoLock(2)ファン層と「緊張下でのアドレナリン分泌量増加は抵抗と逃走の二重支援」理論の真実。
普段一番活発だったのSuperWhoLockファン層にせよ通常時の投稿は100万~30万リブログ級で、その内容も大半は「新作(およびそれを巡る二次創作)の画像交換」という感じ。
SuperWhoLockコア層、まぁ推しの範囲がベネディクト・カンバーバッチ、マット・スミス、ジェンセン・アクレス、ジャレッド・パダレッキですから「どうして逃げる必要が?」派が多く「(イケメンに分類されない)マーティン・フリーマンはどう扱ってもいいよね?」なる残酷な性癖を剥き出しに。
- 概ね「人間のヒロインが吸血鬼イケメンと狼男イケメンとの三角関係に悩む」展開の間人気を保ち、三角関係が解消するとあっという間に忘れ去られた「トワイライト・サガ(Twilight Saga, 原作2005年~2008年、映画2008年~2012年)」のファン層がそのままスライドしたと考えられている。
「アドレナリンによる抵抗/逃避規制」理論を自衛の為に必要としたのはむしろ守備範囲をロバート・ダウニー・Jrやトム・ヒドルストンやアダム・ドライバーまで広げた「悪食」SuperWhoLock2層で、彼女達だけでも50万~30万リブログの動員は達成された。普通にSWもアメコミ映画も視聴しアニメの「CV桜井ファン」とも重なってくる感じ。
一方、その理論はあくまで「最大派閥が自らの行動の正当化の為引用する理論」であるが故に「数十万人が議論を要さず到達する安直なコンセンサス」の域を超える事はなくより深い議論が派生する展開はなかったのである。というか最近では「闘争・逃走反応」を引き起こすのはアドレナリンでなく「骨が分泌する謎物質」という理論まで登場してきた模様?
②ニンフェット期(女児が男児を成長速度で抜かす小学校高学年から再び抜き返される中学生)/ハイニンフエット期(ニンフエット期の余韻を残す高校生)の少女と「(興奮に第三者の予想外の振る舞いを必要とする)くすぐりのメカニズム」理論の真実。
当時のTumbr人口が膨れ上がったのは(Facebook上における親の監視から逃れてきた)小娘勢が(Facebook上に残った)ジャスティン・ビーバーのファン層への抵抗拠点として選んだから。
M.I.A.やラナ・レル・デイやボカロ曲から推察するに最大瞬間動員力は500万~200万リブログ規模。ただし飽きっぽくて継続力には乏しい。
こうした小娘達を「第三世代フェミニストの姉様」達や、その薫陶を受けた私の様なエロ画像Diggerは「くすぐり理論」で手懐け、通常時50万~30万リブログを安定して稼ぎ出してたというのが「くすぐり理論が第二位」の実態だったという訳です。
そう彼女達は「くすぐり理論の攻略対象」であったが故に「一方的に面白いように転がされる存在」から脱する為に第三世代フェミニストの姉様達の教えを乞う必要があったのである(実際に転がすのは我々エロ画像Diggerの役割だったが)。そして第三世代フェミニストの姉様達はそうやって(同じくTumbrに滞留しながら終始数千リブログ規模の動員すら実現出来なかった)第二世代フェミニスト運動家達を寄せ付けない勢力を構築していったのだった。
また第三世代フェミニストの姉様達は「(4chan、リベラル、宗教右派の侵攻を撃退する)対外戦」などで「小娘勢」を巧みに取り込んで「単独瞬間最大動員力150万~100万」を達成したりしてもしている(そういう時SuperWhoLock勢は完全戦力外)。ただし小娘層は2010年代後半に,入るとインスタグラムなどの友達と合流してしまい、気付くと彼女達を巧みに牧していた第三世代フェミニストの姉様達もその姿を見掛けなくなっていたのだった。
⓷トランスジェンダー=コスプレイヤー連合と「無性欲(ASexual)-汎性欲(PanSexual)イデオロギー」理論の真実。
総数不明ながら常時30万~3000リブログくらいの動員力を誇示。当時の日本では「理論的にトランスジェンダーとコスプレイヤーの間には接点すら生じない」という主張が強固に理論が主流だったがSNSとはあくまで数の暴力が支配する空間なのであり、彼女達は合同でコミュニティを構築したばかりか上掲の「SuperWhoLock派」や「ニンフエット派」との関係も良好に保ち対外戦においてしばしば切り込み隊長を務めてきたのである。
当時、彼女達とは断片的接触しかなかった。最近になってそれをヒントにまとめてみようとした試みが「無性欲-汎性欲イデオロギー」となる。
正直この領域に踏み込むのは今でも怖い。「サンホラにまで関心を持ってしまった者は、それきり誰一人として戻ってこなかった」恐怖を一体誰と共有すればいいのか…
それではおもむろに冒頭の問いに戻るとしましょう。ちなみに以下の分布範囲をそれなりの形で読み解くには「(集合論観点における)乗法群」「(記述統計における)平均と分散の範囲」およびそれらを複合する演算に関する知識が必要となります。私もこうした考え方をTumbr滞在時代からリアルタイムに備えていた訳ではなく「2019年末からの数学再勉強」によって獲得した次第。
- 全盛期Tumbr(2010年代前半,最大瞬間規模1000万リブログ)においては、最大派閥のSwperWholock派(通常運用規模100万~30万リブログ)が概ね「闘争・逃走メカニズム」、それに次ぐ規模のニンフエット派(最大瞬間規模500万~200万リブログ)が概ね「くすぐりメカニズム」を自らの性欲の説明に用いていた。「他に追随するコンセンサスが見当たらなかった」という意味合いにおいてこれを「当時優勢的だった二大性欲理論」と呼ぶ事は不可能ではないが、おのずとその範囲は「議論不要で自明の場合として納得し得る」Wikipediaなどからネット検索で仕入れられる範囲に限られ、両者を結び付けて考えようとする動きも(私が属していた「第三世代フェミニストの姉様達とニンフェット向けエロ画像Diggerが共同で切り取った領域」における部分的試みを除いては)特に見受けられなかった。
- この全体規模から比べれば「(私が属していた)第三世代フェミニストの姉様達とニンフェット向けエロ画像Diggerが共同で切り取った領域(通常運用規模50万~30万リブログ、単独瞬間最大動員力150万~100万)」や「(全くの別原理に拠って存在していた)トランスジェンダー=コスプレイヤー連合(通常運用規模30万~3000リブログ)」はあくまでその部分集合として存在していたに過ぎない。
- そしてさらに付け加えるなら、私も「(自らが属していた)第三世代フェミニストの姉様達とニンフェット向けエロ画像Diggerが共同で切り取った領域」以外については断片的な伝聞情報を語り得るに過ぎない。
こうした基本条件が確認出来た時点で以下続報…