2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧
その是非はともかくアメリカ文化史はその文化的枠組み上「東海岸文化と西海岸文化のFusion」を重視するのです。
とりあえずこれも自分の音楽観を巡る主観的時間の積み重ね方を確認する旅の一つ。
欧州において「ノルマン的なるもの」が単なるヴァイキング行為(北欧諸族による略奪遠征)の主体でなく欧州文明の基底を為した何かとしてノスタルジックに振り返られる場合、それは概ねロマネスク(Romanesque)時代(10世紀〜12世紀)にノルマン貴族を中心とする(…
建築史上の暗黒時代(The Dark Age of Architectural History, 8世紀~10世紀) 欧州の伝統的中世区分では、ほぼ(古代末期を除去した)中世前期に該当。当時の欧州文化圏は木造建築中心で後世に代表的建築物が残されず、かつ利用可能な文字史料も限られる為当時…
案外日本の百科事典には統括的説明がなかったりします。
特定の誰かの自由のみを無制限に尊重し続ける体制は、それ以外の人間に一切の自由を認めない専制体制に成り果てる。 ここで述べた「究極の自由主義は専制の徹底によってのみ達成される」ジレンマは、体制史上何よりもまず最初に中世的な「領主が領民と領土を…
元来はドーリア人が建設した都市だった? クラゾメナイ(古希: Κλαζομεναί) イオニア同盟の一員だったイオニアの古代ギリシア都市。アナトリア半島の西海岸、現在のウルラ (Urla) にあたり、イズミル湾の南岸、イズミルの西方20マイルほどのところに位置し…
ミニュエス人の建てた都市? テオス(古希: Τέως、Teos)ないしはテオ(Teo) イオニア地方沿岸部のキュトリウム (Chytrium) とミョネスス (Myonnesus) というふたつの半島の間に位置していた古代ギリシアの都市。
詩人ホメロスの出身地。 ヒオス島(希: Χίος / Khíos) エーゲ海東部に位置するギリシャ領の島。中心都市はヒオス。キオス島とも表記される。トルコ語ではサクズ島(Sakız Adası)と呼ばれる。
今日ではトルコ人のハイキング・ルート? ファセリス(Phaselis/Φασηλίς) アナトリア半島(小アジア)にあった古代都市。現在のトルコ南西部の都市アンタリヤの南東約60キロメートル、地中海沿いに位置する。
アナトリア半島からクレタ島経由でアフリカ北岸に接続する交易路に深く関連? ロドス島(希: Ρόδος, Ródos, 英:Rhodes) エーゲ海南部のアナトリア半島沿岸部に位置するギリシャ領の島。ドデカネス諸島に属し、ギリシャ共和国で4番目に大きな面積を持つ。ロ…
吃驚するほど淡々としてる… クニドス(希: Κνίδος, Knidos, 英: Cnidus) アナトリア半島にあった古代ギリシアの都市で、ドーリア人のヘクサポリス(6都市連合、Doric hexapolis)の1つ。場所は、現在のトルコの、 ギョコヴァ湾(Gökova)に面したダッチャ半…
ヘロドトス関係で名前だけは良く聞く古代都市国家。 ハリカルナッソス(古希: Ἁλικαρνᾱσσός、Halikarnassos, 英: Halikarnassus) アナトリア半島(小アジア)のカリアの南西海岸にあった古代ギリシア都市。現在のトルコのボドルムにあたる。歴史家ヘロドト…
まさしく古代メソポタミア文明の有史時代とそれ以前の狭間… ウルク(Uruk) メソポタミアにかつて存在した古代都市。現在のイラク領ムサンナー県のサマーワ市からおよそ30キロメートル東にある。 シュメールおよびバビロニアにおける有力都市であり、この地…
アッシリアの国際的軍事強国への推移は既に中アッシリア王国時代に見られる現象なのですが、アラム人の侵略とその克服という前段階を必要としたのです。 ここで忘れてはならないのが「ヒクソスのエジプト支配」にも「紀元前1200年のカタストロフ」において「…
アッシリアは常備軍を備えて以降国際的軍事強国となり、その一方で常備軍維持の為に略奪遠征を繰り返さざるを得なくなり、最終的に周囲に(財産を奪える富裕な)強敵がいなくなった時点で自壊します。 この時代のアッシリアはしばしば「新アッシリア帝国」と…