「諸概念の迷宮(Things got frantic)」用語集

本編で頻繁に使うロジックと関連用語のまとめ。

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

【コンピューター化に至るまでの数理モデルの歴史】数学上の定義と異なる「データとしての数字」

まずは数そのものについての認識。学校で教わった数学では概ねこう定義されて来たはずです。 ①自然数(Natural number) 正の整数 1,2,3,… のことである。0や負の整数 -1,-2,…は含まれない。*大学以降の集合論などにおいては「0も自然数に含まれる」とい…

【人間の認識可能な範囲外に存在する絶対他者】シュテレン(stellen=動員)の力学について。

ここまでのまとめ。 およそ我々が「人間らしい」と感じる意識のあり方は、何処かで必ずある種の「幼児的万能感」や「魔術的意識」と結びついているものだが、それが如何なる挑戦(試練)にも遭遇せずに済んでいる状態が、コンピュータ工学上の用語でいう「割…

【人間の認識可能な範囲外に存在する絶対他者】「数理モデル(実証主義科学)信仰」への挑戦者達

ここまでのまとめ。 およそ我々が「人間らしい」と感じる意識のあり方は、何処かで必ずある種の「幼児的万能感」や「魔術的意識」と結びついているものだが、それが如何なる挑戦(試練)にも遭遇せずに済んでいる状態が、コンピュータ工学上の用語でいう「割…

【人間の認識可能な範囲外に存在する絶対他者】「数理の確からしさと不確かさ」について

今回の出発点はここ。 考えてみれば、後期ハイデガーいうところの「集-立(Gestell)システム(特定の意図に従って手持ちリソース全てを総動員しようとする体制)」は、大前提として「元来は始まりも終わりも存在せず、ただ多様で多態的な刺激への反応が無限…

【人間の認識可能な範囲外に存在する絶対他者】「空ループ」状態に戻る為の問題対処行動の行方

出発点はあくまでこの考え方。 およそ我々が「人間らしい」と感じる意識のあり方は、何処かで必ずある種の「幼児的万能感」や「魔術的意識」と結びついているものだが、それが如何なる挑戦(試練)にも遭遇せずに済んでいる状態が、コンピュータ工学上の用語…

【人間の認識可能な範囲外に存在する絶対他者】出発点は「悟りの境地」としての空ループ

我々の認識可能な範囲外に存在する絶対他者について一切触れることなく、コンピュータ工学上の用語を用いて宗教上の悟りについて説明しようとしたら思い浮かぶ表現は一つしかない。「割り込みも処理中のタスクも存在しない(実際には存在しても特定の観点か…